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暗視補正とは?赤外線との違いと、暗い場所で写る仕組み

用語解説
暗視補正とは?赤外線との違いと、暗い場所で写る仕組み
スパイダーズX 店長|最終更新 2026/10/12

商品ページで「暗視補正」という言葉をよく見かけると思います。お問い合わせでも「暗視補正があれば真っ暗でも写りますか?」というご質問をよくいただきます。

先に答えを書いてしまうと、暗視補正は「少しでも光がある暗さ」に強い機能で、真っ暗では写りません。真っ暗な場所で撮りたいなら、赤外線ライトが付いたモデルを選びます。このページでは、その違いを店長の撮り比べもまじえてご説明します。

暗視補正とは

暗視補正は、暗い場所でカメラが映像を明るく持ち上げる機能です。カメラの中の「光を受け取る部品(イメージセンサー)」の感度を上げたり、取り込んだ映像を明るく処理したりして、肉眼では見えにくい暗さでも人や物の形が分かるようにします。

ポイントは、その場にある光を使って写しているということです。夜の室内の常夜灯、カーテン越しの街灯、テレビの明かり。こうした弱い光があれば、暗視補正で見える映像になります。逆に、光がまったく無い場所では、どれだけ感度を上げても写すものがありません。

暗視補正のよいところ

  • 映像がカラーのまま残ります(服の色・車の色が分かる)
  • カメラから光を出さないので、ライトが光って気づかれる心配がない
  • 赤外線ライトを積まない分、本体を小さく、電池を長持ちにしやすい

暗視補正の弱いところ

  • 暗くなるほど映像がザラザラ(ノイズ)になり、細かい文字や顔は見えにくくなります
  • 動きの速いものはぶれやすくなります
  • 真っ暗(光がゼロ)では写りません

赤外線との違い

「暗いところで写る」機能にはもう一つ、赤外線(IR)があります。こちらはカメラ自身が、人の目には見えにくい赤外線の光を出して照らす仕組みです。光の無い場所でも、照らした範囲は写せます。

暗視補正赤外線
光源その場の弱い光を使うカメラが赤外線を出して照らす
真っ暗で写らない照らせる距離までは写る
映像の色カラー白黒になることが多い
気づかれやすさ光を出さないライトがうっすら赤く光る機種がある
向いている場面夜の室内、夕方の屋外、常夜灯のある部屋消灯後の部屋、夜間の車内・倉庫

赤外線の光が赤く見えるかどうかは、使っている赤外線の種類(波長)で変わります。詳しくは赤外線で暗さに強い小型カメラのページもご覧ください。(「赤外線撮影とは」もあわせてご覧ください)

どちらを選べばいいか

迷ったら、「撮りたい場所に、夜でも少し明かりが残っているか」で決めてください。

  • 常夜灯や街灯の光が入る → 暗視補正で足ります。色も残るので、あとで見返したときに分かりやすいです。
  • 消灯すると真っ暗になる、窓の無い部屋 → 赤外線付きを選んでください。
  • 昼も夜も1台で撮りたい → 暗視補正と赤外線の両方が付いたモデルがあります。

暗い場所で少しでもきれいに撮るコツ

  1. カメラを固定する。暗いとシャッターが遅くなり、手持ちだとぶれます。
  2. 光源を背にしない。街灯や窓が画面に入ると、その周りだけ白く飛んで他が暗くなります。
  3. レンズを拭く。指紋の曇りは、暗い場所ほど目立ちます。
  4. 本番前に同じ時間帯で試し撮りする。昼に確認しても、夜の写りは分かりません。

暗視補正付きの小型カメラ

暗視補正が付いた製品は、こちらにまとめています。

※スパイダーズXのカメラは、防犯対策や証拠保全、業務記録などを目的とした製品です。迷惑防止条例・性的姿態等撮影罪などに当たる撮影や、他人のプライバシーを侵害する使い方は固くお断りします。撮影した映像は、法令を守ってご自身の責任で管理してください。