カメラ付きメガネの選び方と上手な使い方
カメラ付きメガネは、両手をふさがずに「自分が見ている景色」をそのまま記録できるカメラです。作業手順の記録、接客や打ち合わせの記録、旅行や趣味の撮影まで、使い道は思った以上に広く、ここ最近お問い合わせが増えている形でもあります。
選ぶときに見てほしいのは3つだけです。録画できる時間、写る範囲(視野角)、撮った映像の確認のしかた。画質の数字より、この3つが合っているかどうかで満足度が決まります。使い方のコツと、かけて撮るときのマナーもあわせてまとめました。
目次
メガネ型が向いている場面、向いていない場面
メガネ型のいちばんの持ち味は、カメラが顔の向きに合わせて動くことです。作業中の手元、話している相手、歩いて見て回った順番が、目で見たとおりに残ります。ペン型やボタン型だと、胸の位置から撮るので、どうしても目線より低く、体の向きに引っぱられた映像になります。
逆に、同じ場所を何時間も撮り続ける用途には向きません。メガネは体に着けるものなので、内蔵の電池で動く時間には限りがあります。留守中の部屋や駐車中の車を撮りたいなら、置いて使う形のカメラを選んでください((「目的で選ぶ小型カメラ」もあわせてご覧ください))。
選び方1 録画時間は「1回にどれだけ撮るか」から逆算する
メガネ型は本体が軽く細い分、電池も小さくなります。当店で扱っている現行モデルは、商品ページの記載で1回の充電あたり約50分〜約90分です。会議1本、作業1工程なら足りますが、半日かけっぱなしは難しい、というのが正直なところです。
長く撮りたい日は、別売のモバイルバッテリーなどからケーブルで給電しながら録画できる機種(外部電源機能付き)を選ぶと安心です。ただしケーブルが首の後ろを通るので、見た目と動きやすさは少し犠牲になります。
選び方2 視野角は「近くを撮るか、全体を撮るか」で選ぶ
視野角は、カメラが一度に写せる横の広さです。数字が小さいほど狭く、遠くのものが大きく写ります。数字が大きいほど広く、手元や周りの様子までまとめて入ります。
- 相手の顔や書類など、正面の一点を記録したい → 40°台でも十分
- 手元の作業、机の上全体、部屋の様子も入れたい → 60°〜70°台が扱いやすい
広ければいいというものでもなく、広角になるほど画面の端がゆがんだり、一つ一つのものが小さく写ったりします。何を記録したいかを先に決めると選びやすくなります。
選び方3 撮った映像をどこで見るか
メガネ型には画面がありません。撮れているかどうかは、あとでパソコンかスマホにつないで確かめることになります。
- パソコンで見る → USBケーブルでつなぐだけで、どの機種でも確認できます
- 外出先でスマホですぐ見たい → スマホに直接つなげる「OTG対応」の機種を選びます。対応するスマホの種類(Type-C端子のAndroidのみ、など)が機種ごとに決まっているので、手持ちのスマホで使えるか必ず確かめてください
当店のメガネ型カメラ(2026/10/07時点)
| E-205Σ | E-213 | E-214 | |
|---|---|---|---|
| 動画 | 1080P(〜25FPS) | 1080P(〜30FPS) | 4K(〜30FPS) |
| 視野角 | 約42° | 約63° | 約73° |
| 録画時間の目安 | 約90分 | 約50分 | 約50分 |
| microSD | 最大1TB | 最大512GB | 最大256GB |
| スマホで確認 | ― | OTG(Type-C端末) | OTG(Type-CのAndroid) |
| 向いている使い方 | 正面の相手や書類を長めに記録 | 手元と周りをバランスよく | 細かい所まで高画質で |
録画時間は商品ページ記載の目安で、使い方や気温で変わります。E-214のスマホアプリでの撮影はAndroid専用で、iPhoneには対応していません。在庫の状況や、度付きレンズに交換できるかどうかは機種によって異なります。詳しくは各商品ページでご確認ください。
上手に撮るコツ
首はゆっくり動かす。メガネ型の映像が見づらくなる原因の多くは、頭の素早い動きです。人の目は勝手に揺れを打ち消してくれますが、カメラはそのまま記録します。見たいものの方へ、いつもの半分くらいの速さで顔を向けると、あとで見返したときに格段に見やすくなります。
撮りたいものは「顔の正面」に置く。目だけ動かして横を見ても、カメラは正面を向いたままです。記録したいものがあるときは、目ではなく顔ごと向けてください。
かける位置を毎回同じにする。鼻の上でメガネが下がると、カメラも下を向きます。最初にかけた位置で試し撮りをして、写る範囲を一度確かめておくと安心です。
録画開始の合図を覚えておく。画面がないので、ランプや振動などの合図だけが頼りです。本番の前に、ボタン操作と合図の関係を何度か練習しておきましょう。準備の手順は(「小型カメラの正しい使い方」もあわせてご覧ください)にまとめています。
前髪・帽子・マスクのひもに注意。レンズの前に前髪がかかる、帽子のつばが画面の上に入り込む、といった失敗はよくあります。
かけて撮るときのマナー
メガネ型は見た目がふつうのメガネなので、まわりの人は撮られていることに気づきません。だからこそ、使う側の配慮がほかの形以上に大切です。
- 関係のない人を撮り続けない。電車やお店、通りなど公共の場では、記録の目的がないときは録画を止めておきましょう。
- 撮影が禁止・制限されている場所では使わない。更衣室・トイレ・浴場はもちろん、劇場、美術館、病院、試験会場、職場の規則で撮影を禁じている場所などです。
- 写っている人が分かる映像を、SNSなどにそのまま出さない。顔や名札、車のナンバーが写り込んでいることがあります。
- 仕事や話し合いの記録は、できるだけ相手に伝える。「記録のために撮影しています」と一言あるだけで、トラブルを避けられることが多いです。トラブルの記録として残す場合の考え方は、をご覧ください。
相手が「撮られるのは嫌だ」と感じる場面かどうか、一度立ち止まって考える。それだけで防げるトラブルがほとんどです。
お手入れ
顔に近い分、レンズに皮脂や汗がつきやすいカメラです。撮る前に、メガネ拭きなどの柔らかい布でカメラのレンズ部分を軽く拭いてください。本体は防水ではないので、雨の日や汗を多くかく作業のあとは、水分を拭き取ってから保管しましょう。
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この記事で紹介した商品
※スパイダーズXのカメラは、防犯対策や証拠保全、業務記録などを目的とした製品です。迷惑防止条例・性的姿態等撮影罪などに当たる撮影や、他人のプライバシーを侵害する使い方は固くお断りします。撮影した映像は、法令を守ってご自身の責任で管理してください。















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